狙われ、消えた管理組合財産(千葉県)

管理組合から横領

2億円支払い命令 マンション管理費など着服 容疑でパート女逮捕

 

マンション管理クリニックの石井です。

いま、世間では横浜の傾いたマンション問題から旭化成建材の基礎杭工事の不正問題が連日ニュースでもちきりですが、それに匹敵する大問題が発覚いたしました。

それは、皆さんの管理費や修繕積立金等の金銭財産の横領事件です。特に今回報道された事件は通常の管理会社への委託業務のうえでおきたものではなく、自主管理形態の管理組合から会計業務の委託を受けた個人が起こした横領のようです。
被疑者は逮捕され、管理組合は裁判でも2億を超える賠償判決を得ているようですが、簡単に回収できるものでは有りません。

 

こうなると、適正な管理費用も不足し、大規模修繕も費用不足でままならない事態が想定されます。監査役、理事長、理事等の責任追及にも発展するかもしれませんしマンション名称も報道されたことから、マンションの区分所有者は部屋の売買でも価格低下は避けられないことも推察されます。

 

以前にも書きましたが、同じ建物に住まうお仲間の間で疑心暗鬼で暮らすくらいなら「疑いたくないからチェックシステムをしっかりとする」を心がけましょう。。。
管理会社へ委託せず「会計管理から出納業務」まで自主管理で行うときは最初から第三者的な監査のシステムと組み合わせるべきだと思います。

 

2億円支払い命令 マンション管理費など着服 容疑でパート女逮捕
(ちばとぴ by 千葉日報) – Yahoo!ニュース

千葉県警捜査2課と千葉西署は22日、集合住宅の管理費や修繕費など約590万円を着服したとして、業務上横領の疑いで千葉市若葉区みつわ台のパートの女(71)を逮捕したと発表した。女は集合住宅の管理組合2法人に損害賠償請求を起こされ、千葉地裁から1月19日、計約2億1千万円の支払い命令を受けている。

同課によると、女は1986年4月ごろから千葉市内の管理会社に勤務し、91年ごろから同管理組合の通帳の管理や経理事務を担当。09年3月に退職した後も同管理組合と個人契約を結び、13年4月の臨時会計監査で着服が判明するまで事務を行っていた。

逮捕容疑は09年4~6月、当時経理事務などを任されていた千葉市美浜区真砂2の「若潮ハイツ第一」(4棟、120戸)と「若潮ハイツ9号棟」(30戸)の各管理組合の預金口座から計約40回にわたり、計約590万円を引き出して横領した疑い。

女は長年の信頼関係につけ込み、白紙の支払い伝票を悪用するなどしていたらしい。容疑を認め「クレジットカードの借金返済に使った」と供述。同課は詳しい使途先や手口、着服総額など全容解明を急ぐ。

管理組合側から14年4月、県警に告訴状が出されていた。

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