信用したいなら、疑う(チェック)から始めましょう

管理費不正流用

横領&リベートは当たり前!?「マンション管理会社」の不正を疑うべし

マンション管理コンサルタントの石井です。 みなさんは、こんな事件ご存じでしょうか?
じつは、マンションニュースには縁遠いと思っていた、 週刊誌「週刊大衆」でレポートされた事件です。

横領&リベートは当たり前!?「マンション管理会社」の不正を疑うべし   アナタのマンションの管理会社は大丈夫だろうか? 今年7月、ジャスダック上場「山加電業」の子会社である「東京管理」が、管理委託を受けている都内5物件の組合費、計約7000万円を不正に引き出していたことが発覚。 しかも、不正を行っていたのは一不良社員ではなく、なんと同社社長だった。 「そのカネで、派手にクラブ通いなどをしていたようですね」(社会部記者)   こんなとんでもない人間が管理会社の社長とはおぞましい話だが、こんな話は大規模マンションを当たっていけば、多かれ少なかれ転がっているのだという。 「大規模マンションともなれば、1棟だけでも組合費が数千万になるのはザラ。管理組合がしっかりと機能しているマンションはいいのですが、大抵は忙しさにかまけて、いつも決まった人が理事長を務めていたりしますよね。ここに管理会社がつけ入る隙があるんですよ」(不動産関係者)   確かに、仕事に追われる現役世代は管理組合活動を疎かにしがち。管理会社に”便宜”を図られた管理組合のトップが管理を丸投げしてしまえば、あとは管理会社のやりたい放題だ。 「管理会社は割高な大規模修繕工事などを”懇意”の業者に発注。管理会社には業者から巨額のリベートが転がり込む。想像に難くない展開でしょう」(前同)   住民側は、そのぶん割高の管理費、修繕積立金を支払わされることになり、搾取されっぱなしの状態が続くことになる……。 住人がマンション管理に積極的に参加することでしか、管理会社 の不正を防ぐ手立てはないのだ。   2015-10-03 [増刊大衆09月29日号]

じつは、こちらの管理会社は約4年ほど前にあるマンション理事長からアドバイスを求められた 悪質な問題を起こしていた管理会社である。 フロントマンの退職後、後任を付けず受託業務を半年以上放置し、再委託会社に対する支払いも遅延し 実施工業者からは管理組合に泣きが入っているという状態。 当然、管理組合の定時総会時期に決算資料も出してこず、たしか総会は2か月程度遅れたと記憶する。 これは完全に業務不履行に当たり委託費の返還や契約解除や損害賠償を検討すべき事態であったが、、、 やがて、遅れに遅れた総会の席に当時の社長が出席し、謝罪と今後の改善を約束したところ なんと理事長以外の出席者からは「社長が自ら謝罪し約束してくれたのなら今回は穏便に・・」と なり、次期も継続して管理業務を委託することとなってしまった。 こちらの管理組合では理事長にすべてを任せ、他の理事さんは無関心な方が多かったようで このトラブルによる理事長が一人で背負われた苦労や管理組合が受けた被害やリスクは理解してもらえなかった。 ちなみに、理事長さんは、この会社が加入している業界団体「一般社団法人マンション管理業協会」の相談窓口にも問い合わせしたのだが 担当者からは「再度、管理会社と話し合いをするよう勧められた」のみで、 なんら解決の糸口にならないと感じられたそうです。
このような経緯も踏まえると、今回の事件も現社長の個人的犯行というより当該法人の本質的な問題が あるのではないかと疑わざるをえないところです。   マンション管理業協会員の管理会社であっても、このような管理会社があることを忘れず 管理会社と信頼関係を築き円滑なマンション維持管理を望むなら、まずは、自身の目で良く見て 判らないことや不審な点は忌憚なく説明を求め理解してから信じましょう。 管理会社への委託契約のチェックについては、マンション管理士の専門性がお役に立てると思います。 チェックの方法がわからない場合や、その時間が取れない場合は「マンション管理クリニック」に ご相談ください。

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